- 2021.06.21
- 自然エネルギーの不安定さにも負けない!〜夏至の養生法〜
本日は
二十四節気の夏至。夏至とは
一年で最も昼の時間が長い日。東洋医学的には
陽が最も多く陰が最も少ない日。私達の体内の陰陽は
常にバランスを保とうとするのですが
自然界の陰陽の変化にも影響するので
今の時期は陽が多く陰が少ない傾向に。なので昔から
体調をくずしやすい時期として
注意し対応してきました。梅雨の時期にも重なるので
天気の悪い日は肌寒く
いつの間にか身体が冷えてしまったり天気の良い日は
夏日にもなるので
公共機関などはクーラーが入り
長時間いると身体が冷えてしまいます。適度に暑気払いしつつ
冷え対策も必要になります!夏至の食べ物というと
冬至の南瓜に比べて
あまりピンときませんが冬瓜です。冬という漢字が入っていますが夏野菜です。
清熱作用や利尿作用がありオススメです。
炒めものにしたりスープにしても美味しいです。早いところでは
すでに田植えも終わっていますが昔の田植えは手作業なので
もちろん水を張った田んぼに入るので
一日中足が水に浸かると冷えてしまいます。そのため田植え前には
「通しの灸」というのをやっていたようです。ちょうど田んぼの水が浸かる高さの
三陰交と懸鐘にお灸をし冷え防止をしていました。この時期
上半身はのぼせるのに
下半身が冷えて困るという方は是非
三陰交と懸鐘にお灸をしてみて下さい。■懸鐘:外くるぶしの上、指4本分のところ
■三陰交:内くるぶしの上、指4本分のところ